習慣化アプリには、不思議なところがあります。やることはごく単純 ── 一日に一度、ボックスをひとつタップするだけ。それなのに多くは、メールアドレスと、パスワードと、あなたのデータの永久的なコピーを、誰かのサーバーに置くことを求めてきます。ほしかったのは、チェックリスト。手に入ったのは、アカウントでした。
そのちぐはぐさが気になるなら、あなたが探しているのはオフラインで、アカウント不要の習慣化アプリです。小さいけれど確かに存在するジャンルで、その中のアプリにも、見過ごせない違いがあります。見分け方を、お伝えします。
「オフラインファースト」は、ただの流行り言葉ではない
「オフラインで動く」には、まったく違う二つの意味があります。
弱いほうの意味。アプリはデータを少しだけ手元にためて、電波がなくてもどうにか持ちこたえる ── けれど、本当に機能するにはクラウドが要ります。強いほうの意味、つまりオフラインファーストでは、アプリにとっての「真実の置き場所」があなたの端末の中にあります。クラウドは、あったとしても任意のコピーにすぎません。地下鉄でも、飛行機でも、圏外でも、すべてが同じように動きます。もともと、何ひとつサーバーを待っていなかったからです。
習慣化アプリにとって、オフラインファーストが正しい設計です ── これは、議論の余地がありません。「瞑想した」にチェックを付けるのに、読み込み中のぐるぐるが出てはいけません。連続記録が、電波の本数に左右されてもいけません。ボックスにチェックを付けるのに待たされるなら、そのアプリは、作りが逆向きなのです。
「アカウント不要」のテスト
本物のアカウント不要アプリは、開いたらすぐに記録を始められます ── メールも、登録も、「プロフィールを作成」もなし。このたった一つの設計判断が、いくつもの結果を生みます。
- 漏れるものがない。 アカウントのデータベースがなければ、漏れるアカウントのデータベースもありません。
- 売るものがない。 メールがなければ、売る名簿も、太らせるプロフィールもありません。
- 引っかかりがない。 認証メールを待つのではなく、10秒で記録を始められます。
なかには、見せかけだけのものもあります。「アカウントは必須ではない」と言いつつ、面白い機能はすべてアカウントの向こうに鍵をかけてある。本当のテストは、メールアドレスを一度も入力しないまま、アプリの中核 ── 習慣を作り、連続記録を伸ばし、履歴を見る ── が使えるかどうかです。それができないなら、それは衣装を着たアカウントアプリです。
あきらめるものと、あきらめなくていいもの
純粋にローカルなアプリの、正直なトレードオフはバックアップと複数端末です。データが一台のスマホの中だけにあって、そのスマホが湖に落ちれば、データも一緒に沈みます。純粋ローカルのアプリ(たとえば素晴らしいオープンソースの Loop)は、これを受け入れています。その答えは「スマホ本体をバックアップしてください」というものです。
もっと良い答えは、任意のクラウド同期です。標準ではすべて端末の中にとどまり、もしバックアップや二台目がほしくなったら、ご自身の非公開アカウントへ同期できます。同期先はRow-Level Securityで保護され、自分の行を読めるのは本人だけ ── ほかの誰かのデータは見えず、あなたのデータも他人には見えません。同期をオンにしない限り、データは端末の中に留まります。安全網だけを、自分の意思で手に入れられるのです。探す価値があるのは、このモデルです。標準はローカル、同期は自分の意思で、始めるのにアカウントは決して要らない。
選ぶときのチェックリスト
オフラインの習慣化アプリを比べるときは、こう尋ねてみてください。
- アカウントなしで、まったく使えるか?(細かい注記の「アカウント不要」ではなく、本当にゼロかどうか)
- 中核が機内モードで動くか? 試してみましょう。機内モードにして、習慣を作り、チェックを付ける。一瞬で済むはずです。
- 同期があるなら、それは任意で、非公開か? 同期先が一人ひとりに閉じていて、自分の行を読めるのが本人だけなら(たとえばRow-Level Securityで保護されているなら)、習慣が他人に混ざることはありません。同期をオンにしない限り端末内に留まる、というのも大事な点です。
- データを書き出せるか? 本物のCSVやJSONの書き出しがあって、「自分にメールで送る」ような小細工が要らなければ、囲い込まれることはありません。
- 広告はあるか?分析はどう扱われるか? プライバシー優先のアプリに、広告や広告トラッカーはありません。製品の改善に使う分析があるとしても、匿名でプライバシーに配慮した形であるべきで、データを販売することはありません。
- あなたを責めてこないか? 一日休んだら、数字を静かに0へ戻すべきで、罪悪感をあおる通知を撃ってくるべきではありません。
6つすべてを通過したら、それは長く付き合える一本です。
OfflineHabit の位置
OfflineHabit は、このチェックリストをまるごと通過するために、意図して作られています。ローカルファーストで(習慣はスマホの中にあり、機内モードで動き、CSVやJSONに書き出せます)、使うのにアカウントは要らず、広告も広告トラッカーもなく、製品分析は匿名でプライバシーに配慮した形にとどめ、データを販売することもありません。一日休んでも数字を静かに0へ戻すだけ ── 騒ぎ立てません。クラウド同期は無料で(必要なのはアカウントだけ)、ご自身の非公開アカウントへ同期され、Row-Level Securityで保護されます。さらに任意のプレミアム(有料)にすると、習慣の無制限化と月間カレンダーが解放されます(分析もリマインダーもデータ書き出しも無料です)。
いま App Store でも Google Play でも配信中です。「アカウントの要らない、オフラインの習慣化アプリ」が、あなたがずっと探していたものなら ── それが、まさにこのアプリです。
よくある質問
オフラインの習慣化アプリとは何ですか? データが端末の中にあり、インターネット接続なしで動く習慣記録アプリのことです。強いものは「オフラインファースト」と呼ばれ、サーバーではなくスマホが「真実の置き場所」になります。だから、習慣を作る・チェックを付ける・連続記録を見る、そのすべてが電波なしで一瞬で動きます。
習慣化アプリは、本当にアカウントなしで使えますか? はい。習慣を記録するのに、技術的にはアカウントは要りません ── やっていることは、端末にチェックマークを保存するだけだからです。メールを求めてくるアプリは、たいてい自社クラウドへ同期するためか、連絡先の名簿を作るためにそうしています。OfflineHabit のようなアカウント不要のアプリなら、登録するものは何もなく、すぐに記録を始められます。
アカウント不要のアプリは、バックアップがない分、安全性が低いのでは? 純粋ローカルのアプリは、確かにバックアップをあなたに委ねます(スマホをなくせば、データもなくなります)。より良いやり方は、任意のクラウド同期です。標準ではデータはローカルにとどまり、必要なら、ご自身の非公開アカウントへの同期をオンにできます。同期先はRow-Level Securityで保護され、自分の行を読めるのは本人だけ。だからバックアップという安全網を、自分の意思で手に入れられるのです。
習慣化アプリから、データを取り出すには? 端末に標準的なCSVやJSONのファイルを書き出す機能を探してください。そうすれば履歴は持ち運べて、ひとつのアプリに囲い込まれることはありません。OfflineHabit は、ログイン不要で、その両方に書き出せます。